2003-07-16から1日間の記事一覧

ふつうは、自分らしくすなおに生きる、自然に生きるが 望ましいこととして書かれることが多いのに、この作品だと、 自信がない人間は、鎧を着て隠れてやりすごせと書いてます。現実的かもしれませんが、甘いファンタジーを期待して 読んでいたわたしを痛めつ…

旅の同行者の再反論

「うわべだけの服は、存外便利で役に立つこともあるんだ。 うわべがしっかりしてれば、その中に隠れて休みこともできる。 本人に分別があればの話だが」

主人公の少女の反論

「でも、それこそ『本当の服』なんじゃない? 自分の気持ちに正直に反応するなんて。 あんな、うわべだけのお姫様の服なんかより」

目立たない普通の服

主人公の少女は、華麗なお姫様の服や空を自由に飛べる服を 試した後に、目立たない地味な服を選びました。 周りや外見にだまされない、良い選択だと私は思いながら、 ストーリーを読んでいきました。しかし…旅の同行者は強硬に反対意見を言います。「……それ…

心を守るもの(裏庭より)2

『裏庭』のストーリー上で、行動や生き方の選択の例として、 主人公の服選びのシーンが出てきます。