折り鶴の展示試験

広島市では、「原爆の子の像」に寄せられた折り鶴の保存や活用のあり方を検討しており、その一環として、旧日本銀行広島支店で試験的に折り鶴の展示を行います。

広島平和記念公園の「原爆の子の像」には、国内や海外から多くの折り鶴が捧げられています。折り鶴の一つひとつには、原爆で亡くなられた方々の慰霊、核兵器のない世界の実現や平和への願いなど、折られた人のさまざまな思いが込められています。

  1. 広島市では、現在、これらの折り鶴の保存や活用のあり方を検討しています。
  2. どのようにしたら多くの人々の気持ちを大切にし、
  3. 次の世代へ伝えていくことができるか、その方法を模索しています。

その一環として、旧日本銀行広島支店で試験的に折り鶴の展示を行っています。
展示する折り鶴は、2002(平成14)年度に「原爆の子の像」に捧げられた1年分の折り鶴約1万束です。折り鶴のボリュームや展示の効果、展示に必要な面積・経費などについて調べます。また、会場でアンケートを行い、皆様からの意見・感想をいただきたいと考えています。

■展示試験場所:旧日本銀行広島支店(中区袋町5番16号)
http://www.city.hiroshima.jp/shimin/heiwa/tenjishiken.html